昨年の支部たよりでは、関西支部のホットな話題という観点から関西支部について紹介しましたが、今回は鹿児島県出身者の視点でとらえた関西の特色を紹介したいと思います。関西方面には鹿児島県出身者が多いということを以前に紹介しましたが、それも特徴の一つです。例えば甲子園に近い兵庫県尼崎市では、地方出身者の比率のトップは鹿児島県です。また、沖縄県出身者が多いことで知られている大阪市大正区では、沖縄県人に次いで多く住んでいるのは鹿児島県人です。それほど鹿児島県出身者が多いのです。その為、数多くの鹿児島県人会が結成されており、中には一人で複数の鹿児島県人会に所属している人も多くいるのです。今回で9回目を迎える「関西かごしまファンデー」ですが、今年は8月4日(日)に京セラドーム大阪で開催されます。鹿児島物産展の他、鹿児島に縁のある芸能人による芸能コーナーを楽しみに、毎年4万人近い来場者があります。
また関西には、大阪、京都、神戸、奈良という歴史の表舞台になった都市がそろっています。中でも京都や奈良は1000年以上もの歴史があり、古くから伝わる祭りや行事が毎月の様に開催されています。その歴史と文化に彩られた関西地区で、今後も関西支部らしく、鹿児島実業や鹿児島商業など他同窓会関西支部との交流を継続しながら、関西支部らしく活動してまいりたいと思っています。
鹿児島工業高等学校同窓会 関西支部 事務局長 東 義明(S59建)