中部支部だより

 昭和百年の今年、昭和20年代卒の大先輩から令和の新卒まで幅広い世代が揃う支部総会の機会に母校の歴史の長さと卒業生同士の繋がりの強さを改めて感じています。
 私自身も卒業から早くも12年が経ちました。まだ5年程の感覚だったのですが、久しぶりに卒業アルバムを開いてみたら髪形も体型も周囲の流行も、すっかり「懐かしかあ~」って思うばかり。時の流れは早いものだと30歳の若造が申しております。(笑)
 さて、今年は中部国際空港(セントレア)が開港20周節目の年です。近年は、炭素繊維の翼や航空機の主要部材を輸送する大型専用機も多く見受けます。ものづくり中部の地へ降り立ち、新たな一歩を踏み出した同窓生も多いことでしょう。
 私は鹿工での日々は、まさに人生のスタートだったと感じています。教室での授業や部活、文化祭、時折起こる怒号と乱闘…どれも今の自分を作ってくれた大切な時間でした。遠く離れた中部の地で、同窓の絆に再会できることが何よりうれしく、ありがたい事だと思っとります。
 昨年末の京都都大路の高校駅伝には中部から7名が応援。私も誘われたのですが、あいにく仕事で都合付かず断念。応援した先輩の話では熱い声援が飛び交い、閉会式の後は円陣を組んで校歌斉唱。同窓生の意識はやはり共通だと感じます。同窓会が、笑顔と笑い声にあふれた暖かいひとときになりますように。そしてこれからも、それぞれの持ち場でがんばる皆さんと、また一兀気にお会いできる日を楽しみに私も気張ります。
末筆ながら、鹿工同窓会の皆様方の益々のご健康とご発展をお祈りします。
愛知県在住福永尚輝
(H25情報技術卒)